魚種について
魚種ごとに違うフィッシュレザーの魅力
現在tototoでは、ブリ、マダイ、スズキの三種類のフィッシュレザーを製作しています。
それぞれ異なる鱗模様はまさに唯一無二の美しさで、手触りもそれぞれ個性があります。
ブリ
ブリのレザーは細やかな鱗模様が生み出す、優しい滑らかな手触りと艶が魅力的です。
その鱗模様は、一見魚には見えないかもしれませんがどこか上品さも感じられます。
脂ののった冬の寒ブリは言うまでもなく美味しいですが、日本では成長するにつれて名前が変わる出世魚としても有名です。
まさに新しい縁起物の素材といえるのではないでしょうか。
マダイ
マダイのレザーは、生命の力強さが感じられる大きく表情豊かな鱗模様が特徴的で、その鱗模様は若干凹凸があり、他の動物の革とは全く違う厚地の和紙のような手触りです。
まさに魚らしい特徴的な見た目で、惹きつけられる魅力があります。
マダイは古くからお祝い事に頂く魚として私たちにとってなじみ深く、贈り物としてもおすすめのレザーです。
スズキ
スズキのレザーは、連続する波を想像させるかのような整った鱗模様が特徴的です。
幅2~3mmほどのひし形状の鱗模様となっており、まさに自然のデザインといえるのではないでしょうか。
また、その整った鱗模様が生み出す手触りは、爬虫類の革とも違う心地よい質感です。
スズキは美しい白身の上品な魚として古来より珍重されており、成長するにつれて名前が変わる出世魚でもあります。
他の魚にはない端正な美しさが魅力的です。
これら3種類のフィッシュレザーを見比べることによって、魚ごとに違う美しさを感じて頂けたでしょうか。
今後も新しい魚のレザーを追加していく予定ですので、楽しみにお待ち頂けると嬉しいです。